さ行

サードパーティ・ロジスティクス 【3PL=Third-party Logisitics】

荷主企業に対し物流改革を提案し、物流業務を一括して請負うアウトソーシングサービス。
荷主企業を1st Party、物流専業者を2nd Partyと位置づけると、第三者(3rd Party)である3PL企業は利用運送事業者を指す。

サプライチェーン・マネジメント 【SCM =Supply Chain Management】

原材料や部品の調達から、生産、流通、販売を経て最終消費者にいたる商品供給の流れを「供給の鎖」(サプライチェーン)ととらえ、企業間で販売・生産・在庫等の情報を共有して、リードタイム短縮・在庫圧縮により経営効率を向上させる手法。

3温度帯

保管・輸配送時の温度帯指定のこと。一般には冷凍・冷蔵・常温の三つの温度帯を指す。

サプライチェーン

コンサルティング会社のブーズ・アレン・ハミルトンが1983年に初めて用いた言葉。
部品の製造、部品を工場に運ぶ、部品を工場で組み立てて製品にする、製品を提供する。という4つのプロセスを一貫管理することをいう。

先入れ先出し

先に仕入れたものを先に出庫して、保管物品の品質が長期滞留によって劣化することを防ぐもの。

在庫管理

商品を在庫量、発注量、発注時期などによって数量的に管理すること。
在庫を抱えることはコスト要因になるため、在庫管理ではできるだけ在庫を少なく抑えることが必要となる。
在庫管理の手法としては、定期発注方式、発注点方式、定量維持方式、定量定期発注方式などがあり、適正な在庫量の維持と発注時期の算定に使われている。

1尺の立方体の体積のことです。一般の人は使いませんが、物流関係者、特に運送業者が使います。
㎥で換算すると、約0.027826㎥になります。リットル換算だと、27.826リットル。

産業廃棄物

法令によって定められた、工業,建設業,製造業,サービス業など全ての事業活動に伴って生じた廃棄物。
燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くずなどが挙げられる。

在庫管理

物流の基本的機能である。在庫管理とは、数量管理とロケーション管理の2つの意味がある。
数量管理という意味の在庫管理とは、在庫数量を正確に把握することである。たまに、発注管理の概念も含め、在庫コントロールという意味合いも含まれる。
また、ロケーション管理(ロケ管理)という意味の在庫管理とは、その商品がどこに置かれているかを、正確に把握することである。

シックス・シグマ 【Six σ】

トップダウン型の品質管理・経営手法の一つ。統計分析手法、品質管理手法により各プロセス分析、原因の特定/対策を行い、不良品率の低下や顧客満足度の向上を図る。6σの手法は、1980年代にモトローラによって開発された。

ジャストインタイム【JIT=Just-in-time】

本来は「カンバン方式」とも呼ばれる 「必要なモノを必要な時に必要なだけ生産する方式」 のこと。物流では、発注された商品・数量を、指定された場所と時間に納入することを指し、余分な流通在庫を圧縮し流通コストの削減を図る。

静脈物流

「回収物流」の別称。 一般廃棄物や産業廃棄物、不良品、リサイクル品の回収を行う物流のこと。

仕分機器

自動小物仕分け機械で 「ソーター」 とも呼ぶ。 外装に貼付けられたバーコードラベルから商品、発送先、発送地域を読み取り自動で振り分ける装置のこと。
量販店向け物流センターやトラックターミナルでの方面別仕分けに活用される。

C&C【Computers and Communications】

C&Cとは、Computers and Communicationsのことで、情報処理技術および通信技術の融合を意味している。

CIF【cost,insurance and freight】

CIFとは、運賃保険料込条件のこと。
貿易取引を行なう際、貨物を港で本船に積み込むまでの梱包費、検査費、通関費などの費用とリスクの負担とともに、仕向地まで輸送運賃、保険料を輸出者が負担するという価格条件。

CNG車

CNG車とは、圧縮天然ガス(Compressed Natural Gas)を燃料とした低公害の自動車のこと。

CPFR【Collaborative Planning, Forecasting and Replenishment】

CRPが、「連続補充方式」と訳されていることより、CPFRとは、補充精度がさらに上げる取り組みだということは言葉からも分かる。
CRPは、POSなどの販売状況からベンダーが主に判断する手法であるが、CPFRはセールなどのプロモーションも含め、小売とベンダーが一緒に考え、補充の判断をする。

CRM【Customer Relationship Management】

CRMを直訳すると、顧客関係管理。顧客ニーズの多様化により、マス・マーケティングから、ワントゥワン・マーケティングに変化し、個人個人へのアプローチの重要性が増してきた。そのため、ひとりひとりの顧客との関係も個別にカスタマイズする必要があるため、出てきた概念。    

CRP【Continuous Replenishment Program】

CRPとは、「連続補充方式」と訳される。消費者が購入した数量などに基づいて、必要在庫数量を算出し、自動的に補充する仕組み。

シュリンク包装

シュリンク包装とは、商品の周りにポリエチレンなどのフィルムを掛けて、加熱することをいう。
商品の保護や安全性確保のために行う包装。

シュート

シュートとは、各出荷方面毎に商品を配分するためのコンベヤの出口のこと。

シームレス

シームレスとは、継ぎ目がないということだが、物流では、バッチの切替え時等に 作業の空白時間帯無しに搬送・検品することをいう。

シールピッキング

シールピッキングとは、ロケーション順にシールにピッキング数量のラベルを印字し、シールを剥離してピッキング商品に貼付するピッキング方法のこと。

上代

上代とは、メーカー希望小売価格や、定価などを指し、最終小売店で並ぶ商品の販売価格のこと。

出庫

出庫とは、商品を、倉庫内から出すこと。
物流だけで、商流が絡まない。
出荷は、出庫+売上計上処理のように商流を含んだ言い方である。

出荷

出荷とは、商品を、出すこと。
但し、物流だけでなく、商流が絡む。
出庫は、単純な搬出作業だけを指す。

出荷ソーテーション

出荷ソーテーションとは、店舗毎に配分された商品を出荷方面毎に配分すること。

商品

商品とは、購入される段階でのものをいう。商品と製品との違いは、製品は製造されたタイミングでのものであり、商品は実際に購入された瞬間のものである。

商流

商流とは、商的流通のこと。
生産物が生産者から消費者に流通する過程において、所有権や貨幣や情報などの流れを指す。

商物分離

流通は所有権の移転に関する取引流通(商的流通)と商品の流れ(物的流通)とに大別されるが、この2つの流れを分離することを商物分離という。

実働率

実働率とは、自動車の利用効率を示す数値のこと。
ある期間に貨物や旅客を乗せて走行した自動車の延稼動日数を、登録自動車の実在延日数で割った数値。

実働率

実働率とは、自動車の利用効率を示す数値のこと。
ある期間に貨物や旅客を乗せて走行した自動車の延稼動日数を、登録自動車の実在延日数で割った数値。

実勢運賃

実勢運賃とは、荷主と輸送会社間の価格交渉によって決定する運賃のこと。

実車率

実車率とは、自動車の利用効率を示すもので、全走行距離に対して、自動車が貨物や旅客を乗せ走行した距離の占める割合のことを指す。

実運送

実運送とは、自ら輸送手段を保有して貨物の運送を行うこと。
これに対して、自ら輸送手段を持たずに、実運送を利用して行う運送を利用運送という。

実重量

実重量とは、梱包を含めた貨物の実際の重量のこと。

従価料金方式契約

従価料金方式契約とは、物流業務一括受託における契約方式のこと。
物流業務を完全に物流企業に委託し、その料金を荷主側の売上高のパーセンテージという比率で支払うもの。

従価率・従量率

従価率・従量率とは、営業倉庫で使用される保管料の算定区分。
これを合算すると保管料となる。

支払物流費

支払物流費とは、外注先に支払っている倉庫賃料や輸送運賃などの合計のことをいう。

時間指定便

時間指定便とは、指定された時刻に、届け先に荷物を届けるシステム。運送業者にとって不在の時に持って行くのは無駄足となるため、配達時間を指定してもらうことで、それを防ぐことができる。
勿論顧客にとっても在宅時間に届けてもらえるというメリットがある。
しかし、夜間など特定の時間に配送が集中することもあり、コストアップの要因ともなっている。

準中型免許

準中型免許とは、18歳以上であれば、3.5トン以上7.5トン未満のトラックを運転できる免許である。平成27年(2015年)6月17日施行

社内物流費

社内物流費とは、自家物流費とも呼ばれ、自社内で発生する物流コストの総称のことをいう。
例えば、社内物流費は、自社の人件費や、自社所有の倉庫利用の費用や、自社トラックの車両費や修繕費などが入る。

自動倉庫

自動倉庫とは、立体的な多層の固定棚に在庫を格納する倉庫で、スタッカークレーンや制御装置、在庫管理装置などを用い、入出庫作業を自動化している。
自動倉庫は平倉庫に比べ、空間効率の向上、在庫管理の精度向上、自動搬送による省力化、作業環境の安全化といったメリットがある。

自家倉庫

自家倉庫とは、自社で保有する倉庫のこと。自社責任で管理、運営するため、自分たちの思い通りに物品の滅失、損傷を防ぐことができる。
しかし、倉庫の建設、維持にかかる費用は固定費となるため、年間通じて一定の荷量がないと、効率が悪くなり、コスト高になるという欠点がある。

自家物流費

自家物流費とは、社内物流費とも呼ばれ、自社内で発生する物流コストの総称のことをいう。
例えば、自家物流費は、自社の人件費や、自社所有の倉庫利用の費用や、自社トラックの車両費や修繕費などが入る。

自家輸送

自家輸送とは、自社のため、自社あるいは他社所有の輸送手段により運送を行うことである。
営業輸送に比べ輸送効率が低いことが多く、都市部での交通渋滞や環境問題の面からも指摘されている。

自重

自重とは、貸車・車両・コンテナをはじめとした輸送用具自体の重量のこと。
輸送用具に積まれた貨物の重量を、実重量といい、自重との合計が総重量となる。

重量棚

重量棚は、パレットラックとも呼ばれ、1段当たり800kg~4,500kgの重量物を収納する棚である。

C2C【C to C】

C2C(C to C)とは、一般消費者(consumer)間で行われる取り引きのこと。

CSレベル

CSレベルとは、顧客満足を数値で表したもの。各企業は、顧客満足を最大化させるために目標レベルを設定し、チェックしている。

CS物流

CS物流とは、CS(顧客満足)を生み出す物流のことをいう。

CVS【convenience store】

CVSとは、コンビニエンス・ストアのこと。

GM【General Merchandise Store】

GMSとは、実用的な商品を幅広く取り揃えた小売業態。
食料品や衣料品、日用品を中心に大衆品、実用品を総合的に取り揃え、セルフ・サービス方式で販売する。

GPS【Global Positioning System】

GPSとは、グローバル・ポジショニング・システムのこと。
衛星を使い、地球上の現在位置を調べるシステム。元々軍事用に使われてきたが、民間利用されるようになってからは航空機、船舶、測量機器に利用され近年、自動車(カー・ナビゲーション・システム)や携帯電話にも使われている。

JANコード

JANコードとは、JIS規格化された日本の共通商品バーコードのこと。
ヨーロッパの流通統一シンボルEANや米国の統一シンボルUPSと互換性を持って作られた。メーカーが商品パッケージに印刷したり、小売業が生鮮食品や惣菜に貼り付けたりする。
13桁と8桁の商品コードがあり、13桁の場合、国コード(2桁)、メーカーコード(7桁)、商品コード(3桁)、読み取りエラーチェック(1桁)から構成される。

JTRN

JTRNとは、国内統一物流EDI標準のこと。
企業間でEDIを導入する場合、JTRNで定義されているデータ項目から必要なものだけを選択する。そうすることで、データ項目の選択にかかる時間と手間を省くことができる。

ストレッチ包装

1個または複数の貨物、パレットに載った貨物などをビニール素材のフィルムでまとめて梱包する方法のこと。
内容物のチェック、搬送のスピード化、保管時の安全性など作業の効率化に有効となる。

スピードリミッター 【Speed Limiter 速度制御装置】

大型トラックでは、時速90Kmを超えると加速できなくなる速度制限装置で、2003年9月に義務付けられた。
リミッター装着車の後部及びメーターパネルには装着済ステッカーの貼付けが義務付けられている。

スタッカークレーン

スタッカークレーンとは、自動倉庫のラック間に設置される、前後の走行機能、上下の昇降機能をもったクレーン。
棚から荷物を搬出・搬入するフォークを持ち、一般的に運転は制御装置により自動化されている。

ストックロケーションシステム

ストック ロケーション システムとは、倉庫内の保管スペース全てに番地を決めて管理する方式。
無人搬送車や、自動倉庫の制御や、作業者が作業する場合でも保管位置を探す事が不要となることから、効率的な倉庫内作業には不可欠なシステム。

SCOR【Supply Chain Operation Reference Model】

SCORとは、サプライチェーン・プロセスの評価、分析に有効な分析モデルである。
SCORを用いるとサプライチェーン・プロセスの効率的なモデリング、可視化、情報共有が可能になり、共通の枠組みの中で戦略的なサプライチェーンを導入、改善することができるようになる。

積載効率

トラックなどの許容積載量に対し実際に積載する貨物の割合のこと。
配車体制のムダを省き、積載効率の向上を図ることにより輸配送コストの削減効果を生む。

センター納品

各店舗に個々に納品するのではなく、配送センターにそのエリアの店舗分の商品を納入すること。

センターフィー【Center Fee】

大手スーパーなどの量販店が自社で物流センターを運営する場合に、卸会社やメーカーが商品を納入する場合に、そのセンターの使用料として支払う対価のこと。

戦略物流8大機能

戦略物流8大機能とは、物流5大機能(輸配送、保管、荷役、包装、流通加工)に、情報、管理、調整という3つの機能が追加されたものである。部分最適でなく、全体最適のために、不可欠な要素である。

瀬取り

瀬取りとは、親船の積み荷を小船に移し取ること。

総合物流施策大綱(2013-2017)

2013年6月25日に閣議決定された大綱(2013-2017)は、「グローバル・サプライチェーンを支える物流」「環境負荷の少ない物流」「災害対策に強い物流」を柱として改訂された。
施策の方向性は、「強い経済の再生と成長を支える物流システムの構築~国内外でムリ・ムダ・ムラのない全体最適な物流の実現~」とした。骨子は、我が国物流システムのアジア物流圏への展開、立地競争力強化に向けた物流インフラ等の整備、有効活用等、物流を支える人材の確保・育成、荷主・物流事業者の連携による物流の効率化と事業の構造改善、国民生活の維持・発展を支える物流を挙げている。

総量ピッキング 【Total Picking トータルピッキング】

伝票単位ではなく、商品ごとの合計数でピッキングする方法。 「トータルピッキング」ともいう。

ソースマーキング 【Source Marking】

商品の製造または出荷段階で、JANコード(日本の商品番号)、ITFコード(物流商品コード)など、商品情報(バーコード)を印刷すること。

ソーター【Sorter】ソーティングシステム【Sorting System】

商品を品種別、発送方面別など所定の場所に仕分する機械・システムのこと。自動小物仕分機械。

ソーティングシステム

ソーティングシステムとは、物品を品種別、送り先方面別、顧客別、などに仕分けるシステムのこと。

倉庫寄託約款

倉庫寄託約款とは、倉庫業法によって定められた、倉庫業者が運輸大臣に届ける、倉庫業者と寄託者との契約内容の標準を定めた約款のこと。
寄託者はその倉庫の寄託約款を承認のうえ、寄託申し込みをするのが原則となっている。

倉庫業法

倉庫業法は、倉庫業の適正な運営を確保し、倉庫の利用者の利益を保護するとともに、倉庫証券の円滑な流通を確保することを目的とする法律。
倉庫業を許可制とし、許可にあたり倉庫業者は、倉庫寄託約款、および、料金を設定して事前に届け出ること、倉庫の位置、構造変更、設備にあたっては認可を得ること等の規制を設けるとともに、営業倉庫の類別を定めている。