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か行

カートピッキング 【Cart Picking / Picking cart system】

カート(台車)を使用し商品を集めること。ピッキングカートシステムは、台車に表示された指示に従って、保管棚から商品を摘み取って台車の各間口に仕分ける台車式ピッキングシステムのこと。ピッキング/検品/仕分けが同時に処理できる。

回収物流

一般廃棄物や産業廃棄物、不良品、リサイクル品の回収を行う物流のこと。静脈物流ともいう。

カウンターフォーク 【Counter Balance Forklift】

後部に重り(カウンターウエイト)を備える一般的な形状のフォークリフト。
長所はリーチ式より機種やアタッチメントの種類が豊富なこと、短所は小回り性能がリーチ式より劣る。

カンバン方式

「カンバン」は、トヨタ生産方式においてJIT(Just-in-time)生産で用いられる生産の指示票のこと。カンバンには、部品名及び数量が記載される。
このカンバンを工程間、納入業者との間でやりとりすることで生産管理を行うもの。

かご車 【Roll Box Pallet】

物流センター仕分場での一時保管、搬送用の運搬台車の一種。
かご様式の容器にキャスターを取り付けたもので、ロールボックスパレットとも呼ぶ。

カートラック

倉庫や店舗などで、主に運搬や保管管理を行う車。
小物を棚に補充する際などに使われる。

カートスタッキング【CartStacking】

台車に商品を積み付けた状態で出荷すること。

回転ラック

一繋がりになったいくつかの棚を回転させ、必要な棚を入出庫や、ピッキング点に移動させるラックのこと。省スペースな上、一カ所で搬入・搬出ができるため、保管効率がアップする。

完納

完全納入のこと。分納した商品全て納品完了すること。

帰り便

トラック輸送などの到着地から出発地までの片道の運行を指す。
出発地から到着地までの荷物があっても帰り便には、荷物が少ないことが多くあり、帰り便を有効に使うことが求められている。

幹線共同運行

1994年11月から許可された共同運行方式。貨物自動車運送事業法による特別積合せ運行は、営業の条件として最低1日1便はその路線を運行することを義務付けたが、これに対し、同一路線を持つ事業者が共同して運行することが許可されたことで始められた。

幹線輸送

ある輸送拠点にそのエリアの荷物を大量に集め、その拠点から別の拠点に、大量輸送機関で運ぶこと。
大量輸送機関で運ぶことによりコストの削減を狙う。

環境条例

環境への負荷の低減等の目的により地方公共団体が、議会の議決などにより自主的に制定する法規のこと。
2003年10月に施行された、東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県・横浜市などの8都県市の、ディーゼル車への微粒子除去装置義務付ける「環境確保条例」も、環境条例の1つである。

貨物追跡システム

輸配送中の貨物について、集荷から配達までのそれそれのポイントでデータ入力することにより、輸配送状況の把握を可能とするシステムのこと。

貨物運送取扱事業

自社以外のほかの運送事業者の輸送機関を使って貨物を運送することを引き受ける事業のこと。
利用運送のみで集配を行なわない第1種利用運送業は登録制、利用運送とその前後の集配とを一貫して行なう第2種利用運送事業は許可制となっている。

貨物運送取扱事業法

各運送事業法(道路運送事業法、通運事業法、航空法、海上運送法、内航海運業法等)ごとに規定されていた運送取扱事業の制度を、事業規制の簡素化、合理化を目的に一本化されたも事業法のこと。
利用運送事業(許可制)と、運送取次事業(登録制)に区分されている。
貨物自動車運送事業法とともに物流二法と呼ばれる。

共同配送

同一カテゴリーの商品を配送先ごとに積み合わせて一括配送すること。配送効率化、ローコスト化とともに配送先の荷受作業の効率化も図ることができる。

QRコード

2次元コードの1種で、国産の2次元コードが2つある中の1つである。
デンソーが1994年に発表し、現在は日本での最も普及している2次元コードがQRコード。
※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です

共同保管

コスト削減のために複数の荷主が同じ倉庫に共同して商品を保管すること。
卸業者や小売業者が、倉庫を共同して運用管理し、保管効率を上げるものや、メーカーが特約店倉庫への輸送コスト削減を目的として、自社所有の商品と特約店へ配送する商品を共同保管するものがある。

共同配送

コスト削減のために複数の荷主が同じ運送トラックに共同して商品配送を委託すること。
製造メーカーや卸売業者が、同じ配達先に納品するのであれば、共同で配送したほうがコストが安いのは間違いない。
業種を絞った共同配送会社も多く存在する。メーカーや卸売業者が、子会社などを通じて、共同配送をしている場合があるが、表立ってではできないため、水面下で行っているケースが多い。

危険品倉庫

倉庫業法が定めている、第七類物品(消防法第2条の危険物、及び、高圧ガス取締法第2条の高圧ガス)を保管する倉庫のこと。

危険物

一般的には発火性または引火性物品、爆発性のある火薬、放射性物質、高圧ガス、毒物および劇薬などを指し、倉庫業法では、第七類物品として消防法で定める危険物、及び、高圧ガス取締法で定める高圧ガスを指定している。
また施行規則では、その第七類物品を保管する倉庫を危険品倉庫として定めている。

クロスドック・オペレーション【Cross Docking Operation】

複数の荷主から入庫した商品を物流センターで在庫することなく、到着したら直ちに仕分けして一括出荷/納入する物流。
余剰在庫を持たずリードタイムの短縮、配送コスト削減が図れるが、ジャストインタイムの入庫が条件となる。

クラウドサービス【Cross Docking】

インターネット経由で提供されるサービスのことを言う。 例えば、手元にあるパソコンやスマートフォンやタブレットにデータを置かず、巨大なデータセンターにデータを置くデータストレージ(データ保管)サービス。 また、手元の機械にアウトルックエクスプレスなどのメーラーと呼ばれるソフトを入れずに、WEBでメールをチェックしたり送信したりするWEBメールサービス。 これらの代表されるクラウドサービス以外にも、NIKE+のようにスマホをつけてランニングした時のGPSなどのデータがウェブに保管され、分析などがインターネット経由で提供されるのも、クラウドサービスである。 物流業や小売店や小売チェーンにとって、クラウドサービスは、データや分析をクラウド上で行うことで、大きな初期投資なく、毎月の支払で済みトータルコストが低減されるというメリットがある。

クロスドッキング

物流センターに商品在庫が滞留する時間を短くするために採用された、商品を小売店舗別、方面別などに仕分けて配送するしくみ。

口割れ

2個口以上の荷物が別々の便に載ってしまうこと。

グリーンロジスティクス管理士

日本ロジスティクスシステム協会が認定する資格。環境対応に不可欠な専門知識と先進的な企業事例を学ぶと共に、数日間に渡るグループ討議による環境負荷低減施策の立案を通じて、課題解決へのアプローチ方法を習得する内容。研修修了後の試験に合格することにより、協会が認定。

<対象者>
製造業、流通業、物流業のロジスティクス・物流・環境部門のリーダー層の方々、ISO14000s内部監査員の方々。

グリーン物流【グリーンロジスティクス】

地球環境に優しい(環境負荷の少ない)物流をいう。

ケースピッキング

ケース単位で行なわれるピッキングのこと。
パレット単位であれば、パレットピッキング、単品ごとならバラピッキングと呼ぶ。

結束

複数の物品を、ひも、ワイヤ、テープ、バンド等でまとめて縛ること。
大量処理には、結束機を利用する。

軽量棚

1段当たり70kg~150kg程度のものを収納するボルト締めの棚である。
ボルト締めなので、組み立て、段増し、分解、移動が容易で、強度を増すこともできる。

コールドチェーン【Cold Chain】

産地から消費者まで冷凍、冷蔵、低温の状態で生鮮食品等を流通させる方式のこと。生鮮食品の鮮度を落とさずに提供できる。

個建て運賃

貨物1個(1梱包)当たりいくらという運賃のこと。サイズ、重量、距離(地域)区分により決められる。

5S

「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」のこと。

固定ラック

物流センターの床に固定された棚のことで、パレットや商品を収納する。 保管効率を高め、梱包崩れ、汚れを防ぐ。

コントラクトロジスティクス 【Contract Logistics】

荷主からサードパーティー・ロジスティクス事業者が、長期契約でロジスティクスを一括して請負うこと。

コンテナ

荷物を標準化された形にまとめ、効率的な輸送を行なうための容器。
材質には鉄・アルミ・FRP(繊維強化プラスチック)等が用いられる。

コンテナターミナル

海上輸送と陸上輸送のつなぎ目を担う物流施設である。
トレーラーや列車などで陸上輸送されたコンテナを海上輸送のために船積みしたり、船から降ろされたコンテナをトレーラーや列車に載せたりする作業を行なう。

コンベア

段ボール箱などの個数貨物、粉粒体などのばら撒物、袋物、パレタイズ品、コンテナなど貨物を連続運搬する機械の総称。
輪状にした幅広のベルトを台車の上で回転させ、その上に運搬物を載せて移動させるベルトコンベアが一般的。

コールドチェーン

低温流通体系のこと。
生鮮食品や医薬品などを生産・輸送・消費の過程の間で途切れることなく低温に保つ物流方法で、これにより広域流通や長期間の保存が可能となった。

国際物流管理士

日本ロジスティクスシステム協会が認定する資格。国際物流担当者として必要な全領域にわたる専門知識と管理技術を、総合的かつ体系的に学ぶ。研修修了後の試験に合格することにより、協会が認定。

<対象者>
国際物流関連業務に従事し、2年以上の経験を有する方。

国際複合一貫輸送

複合一貫輸送とは、異種輸送機関の間を標準化された荷姿(パレット・コンテナ)のまま結びつけ、効率的に輸送を行なうもの。
それを国際輸送に適応したものが国際複合一貫輸送である。
単一の輸送契約または単一のB/Lで出発国から仕向国まで一貫した輸送を行なうもの。

顧客満足【CS】

顧客満足(CS)とは、リピート顧客(再購入)を増やし、売上を上げるために、顧客を満足させることである。

誤出荷

出荷依頼に対して、誤った出荷をしたことを言います。